[留学生からの質問]ゴールドコーストの治安ってどうなの?

 

ゴールドコーストの治安について

ゴールドコーストは、オーストラリア国内でも比較的治安が良い地域とされています。実際に生活していても「日本よりも安全だと感じる」こともあります。

ただし、無駄な外出を避けることや、人気(ひとけ)のない場所に一人で行かないことなど、基本的な安全意識は日本にいるときと同様に大切です。どんなに安全な場所でも、油断は禁物です。

留学生向けの注意点

  • 荷物の管理をしっかりと:カフェや図書館などで席を離れる際、スマホやバッグを置いたままにしない。フードコートなどで席を取るために自分の持ち物を置いて”席を確保している”という文化はありません。

  • お酒を飲むときは節度を持って:公共の場での飲酒は禁止。酔っ払いに対しては非常に厳しく、トラブルがあるとビザに影響することも。

  • SNSの使い方に注意:居場所をリアルタイムで投稿しない、プライバシーを守る意識が必要。

  • 信頼できる友人関係を築く:困ったときに相談できる友人や先生を持つことが安全への第一歩。


夜間の移動手段について

  • なるべく一人で歩かない:特に夜遅い時間(22時以降)の一人歩きは避ける。

  • 公共交通機関は早めにチェック:夜間はバスや電車の本数が少ないため、帰宅時間を事前に調べておく。

  • Uberなどの活用:信頼性が高く、安全に目的地まで移動できます。特に女性の夜間移動におすすめ。

  • 玄関先まで送ってもらう:配車サービスを利用するときは、自宅の前まで乗せてもらいましょう。

日常生活においては以下の点に注意することが重要です:

  • 貴重品の管理外出時には貴重品をしっかりと管理し、目を離さないようにしましょう。

  • 夜間の外出夜間の一人歩きは避け、必要な場合は信頼できる交通手段を利用しましょう。

  • 防犯意識の向上現地の治安情報を常に把握し、危険な地域や時間帯を避けるよう心がけましょう。

日本と同様の安全意識を持ちつつ、現地の治安状況に応じた対策を講じることで、安心して生活することができます。

治安が悪くなる原因をつくらないために

マナーある行動で、自分たちの環境を守ろう

海外にいると、「自分の行動が治安や周囲の雰囲気に影響する」ということを意識する機会が増えます。

些細なことでも、積み重なれば地域の人々からの信頼を失ったり、「あのエリアはトラブルが多い」と思われてしまうこともあります。

たとえば:

  • ゴミをそのままにする

  • 公共の場で騒ぐ

  • ルールを知らずに破る

  • トラブルに気づいても注意しない

こういった行動が積み重なると、「日本人が多いエリア=マナーが悪い」といった印象につながってしまうかもしれません。

安全な留学生活を送るために

  • 一人ひとりが「見られている意識」を持つ
  • 自分の行動が周囲や次に来る留学生に影響すると知る
  • 迷ったときは「自分がされたらどう思うか」で考える


あなたのマナーが、地域の治安を守ります

留学生活をより良いものにするには、自分たちがその土地の一員であるという意識が大切です。

どうか、自分の行動ひとつひとつを丁寧に。
安全な環境を保つ一員として、誇れる留学生活を送ってください。

「良くないかも」と思ったら、自分の判断を大切にしよう

― ある日の例 ―

たとえば、あなたが語学学校のクラスメートと一緒に放課後、バスに乗ってショッピングセンターへ向かっているとします。

そのとき、日本人の友達4~5人が
大声で笑いながら話していたり、
通路に荷物を広げて立ち話をしていたり。

すると、近くのオーストラリア人の乗客が眉をひそめてチラッと見てきた
「なんだかマナー違反かも……?」と、あなたは心の中でちょっと思いました。

でも、近くにいた日本人の先輩が

「オーストラリアは自由だから大丈夫!みんな気にしないよ」
と言って笑っています。


それ、本当に大丈夫?

確かにその人は、長く住んでいるからそう思っているのかもしれません。
でも、自分が「ちょっと違うかも」と思った感覚を無視してしまうのは危険です。

→ その場にいたほかの乗客は不快に感じているかもしれないし、
→ 日本人全体の印象が悪くなる原因にもなり得ます。


だからこそ、こう考えよう

  • 「変だな」と思ったら、自分だけでも静かにする

  • 「私はもう少し気をつけたい」と言ってもいい

  • 「ノリに合わせない=空気が読めない」ではなく、むしろ大人の行動

自分の感覚を大切にする

  • 少しでも「それって違うかも」と思ったら、やらない勇気を。

  • 「自分はしたくない」と思うなら、はっきり断ってOK。

  • 「周りに合わせる」より、「自分で考えて行動する」方がずっとカッコいい。


まとめ

「周りがやっているから」ではなく、
「自分がどう思うか」「どうありたいか」を大事にすることが、海外生活ではとても大切です。

これは、マナーの話だけでなく、トラブルを防ぐ力にもつながります










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