(公共交通機関を使って)サンコープスタジアムで試合観戦！

 

ラグビー留学中に体験しておきたい１つといえばスーパーラグビーをスタジアムで観戦することです！

サンコープスタジアム（Suncorp Stadium、旧称ランリー・パーク Lang Park）は、もともと1900年代初頭に墓地だった土地を転用して、スポーツ施設として整備されたのが始まりです。その後、特に13人制のラグビーリーグ（Rugby League）がクイーンズランド州で大人気になる中で、ラグビーリーグの本拠地としての役割を強め、1980年代以降、ラグビーだけでなくサッカーやラグビーユニオン(15人制)も行われる多目的スタジアムとして発展してきました。

ラグビーワールドカップが開催される2003年には大規模な改修が行われ、現在のモダンなスタジアムにリニューアル。設立・整備の背景には、地元クイーンズランド州民に最高のスポーツ観戦体験を提供するという目的がありました。

サンコープスタジアムでラグビー観戦をおすすめする理由

  • 収容人数52,500人の最高の臨場感
     スタジアムの設計は、グラウンドとの距離がとても近く、どの席からでも選手たちの激しいぶつかり合いやスピード感をリアルに感じられます。

  • クイーンズランド州の「聖地」
     特にラグビーリーグの State of Origin（州代表対決）や、ブロンコス（Broncos）の試合などでは、観客の熱量が凄まじく、「これが本場か！」と実感できるはずです。スーパーラグビーチームRedsもサンコープスタジアムをホームスタジアムとし、最高のスタジアムでラグビー観戦が出来ます！

  • アクセスの良さ
     ブリスベン市内中心部から徒歩圏内、公共交通機関も充実していて、アクセスがとても簡単です。

  • イベントのクオリティ
     ライトショー、音響、飲食店のクオリティも高く、試合以外のエンターテイメント面でも満足度が高いです。

  • 本場の文化体験
     ラグビー文化が根付くオーストラリアで、地元ファンと一緒に応援する体験は、ただの観戦以上に文化にどっぷり浸かるチャンスになります。


未成年の方はGCRTのスタッフと一緒にスタジアムまで行き観戦しますが、成人の方・18歳以上の方はゴールドコーストから公共交通機関を使って自力で行ってもらうようにしています。自力で公共交通機関を使ってサンコープスタジアムまで行く意味は、単に試合を観るだけではなく、もっと深い学びと成長につながります。
以下では、その理由を分かりやすく説明します！

自力で行くことの意味・メリット

1. 実践的な英語力を身につける

  • 駅やバスの案内板を読む、乗り換え方法を聞く、切符やカード（Go Card）を使う、トラブル時にスタッフに尋ねるなど、リアルな英語コミュニケーションを体験できます。

  • 調べる → 行動する → 伝える → 理解する、という英語サイクルを自然に回すことになります。

2. 自主性・自立心が鍛えられる

  • オーストラリアでは「自分で考えて動く力」がとても重視されます。

  • 自力でスタジアムまでたどり着く経験は、留学生活全体を「誰かに頼らず乗り切る」大きな自信になります。

3. 地元の生活感を肌で感じる

  • ローカルの電車（トラム→電車）や駅の雰囲気、移動中の景色、スタジアム周辺の街並みを体験することで、「観光」ではない「生活者の目線」を手に入れられます。

4. 時間管理能力が高まる

  • 試合時間に間に合うように逆算して移動する必要があるため、
    スケジュール管理能力や段取り力が自然と養われます。

5. 移動そのものが冒険・成長体験

  • ゴールドコーストからサンコープスタジアムまでは、トラム＋電車＋徒歩を組み合わせて片道約2時間。
    「知らない場所へ、自分の力で行き、目的を達成する」という経験自体が、ものすごく成長につながります。

まとめ

サンコープスタジアムまで自力で行くことは、英語力・自主性・現地理解・時間管理・行動力すべてをレベルアップさせる「生きた留学体験」になる！

出来ればホームステイ先やゴールドコーストからサンコープスタジアムまでのルートを自分で調べて冒険してほしい所ですが、ざっくりお伝えします！これをもとに冒険に出かけてください！

ざっくりルート

  1. ゴールドコーストのトラム（G:link）に乗る

  2. Helensvale駅まで行く

  3. 電車（Queensland Rail / CityTrain）に乗り換え、Roma Street駅へ

  4. 徒歩でサンコープスタジアムに向かう

詳細ステップ

① G:link（トラム）に乗る

  • 乗車場所例：Surfers Paradise駅、Broadbeach South駅など

  • 進行方向：Helensvale方面行きに乗ってください。

  • チケット：Go Cardまたは券売機で買えます（Go Card推奨）

  • 所要時間：だいたい30〜40分

トラムは約7〜15分間隔で運行。

② Helensvale駅で下車 → 電車に乗り換え

  • 「Helensvale」で下車したら、
    そのまま歩いて駅構内のQueensland Rail（電車）に移動します。

  • 乗る電車：Gold Coast Line（ゴールドコーストライン）

  • 目的地：Roma Street駅（ローマストリート駅）

🚆電車は30分おきくらいに運行してます（タイミングによって待ち時間あり）。

③ Roma Street駅で下車

  • ゴールドコーストから電車で約1時間ちょっとで到着！

  • Roma Street駅に着いたら、サンコープスタジアムは徒歩圏内です。

④ 徒歩でサンコープスタジアムへ

  • 駅を出たら、「Suncorp Stadium」の案内板が出ているのでそれに従います。

  • 徒歩約10〜15分で到着できます！

  • 試合当日は人がたくさん歩いているので流れについていけばOK。声をかけて「一緒に行ってもいいですか？」など自分が留学生であることや試合観戦の楽しみ方など、コミュニケーションを取るのもおススメ！

所要時間まとめ（目安）



トラム(G:link) 約30~40分
電車(Gold Coast Line) 約70分
徒歩(Roma Street → スタジアム) 約10~15分
合計 約2時間〜2時間15分

チケット＆カード情報

  • Go Cardを持っていると、トラムも電車も割安＆楽に乗れます！

  • 乗る前にタップオン（カードタッチ）、降りたらタップオフ忘れずに！

  • Go Cardはトラム駅近くの売店やキオスクで購入できます。

さらに安心ポイント

  • QLD州の公共交通アプリ「Translink App」をスマホに入れておくと、
    リアルタイム時刻表・経路検索ができて超便利です。

  • トラム、電車内は比較的安全ですが、夜遅い時間帯はグループ移動を推奨！

まとめ

ゴールドコーストからサンコープスタジアムまでは、「トラム ➔ 電車 ➔ 徒歩」で2時間ほど。英語力も自主性もぐんぐん育つ小さな冒険です！

超重要：困ったらいつでもご連絡ください！
一緒に解決策を探し、安全に観戦出来る様、サポートします。また観戦後も同様に、安全に帰宅出来る様、サポートします。


















Comments

Post a Comment

Popular posts from this blog

Dr. Yosuke KotaniのS&Cセッションをゴールドコーストで受けた方が良い理由！

Image
  ストレングス＆コンディショニング (S&C)のスペシャリスト、Dr. Yosuke Kotaniによるセッションを受けれるのは今後のスポーツ人生を大きく左右します。 Dr. Yosuke Kotani ジュニア・シニアと幅広くアスリートをサポートしてきたDr. Yosukeは日本・アメリカ・オーストラリアで資格・経験があり、各国のS&C事情を比較する情報をたくさん持っており、最先端のテクニックでアスリートをサポートします。 特にジュニア世代からS&Cのトレーニングを受けることは、アスリートとしてとても重要な要因になってきます。 1. 運　動　能　力　の　向　上 幼少期から思春期にかけては、運動神経が発達しやすい時期（ゴールデンエイジ）です。この時期にS&Cトレーニングを適切に行うことは、思春期後の専門的なトレーニングに非常に大切です。思春期後のS&Cトレーニングは、最大筋力向上を目的に、外力及び自体重に対して、瞬時に高い筋出力を発揮するトレーニングが主になります。その事で、スピード、俊敏性、ジャンプ力が向上します。思春期後のトレーニング効果を最大限に引き出す事を目的に、適切な身体運動スキル(バランス、柔軟性なども含む)の向上を思春期までに、適切な段階を踏みながら行う事が必要になります。この身体運動スキルを、アスレティックムーブメントスキルと言います。 2. 怪　我　の　予　防 アスレティックムーブメントスキルを段階的に身につけていく事で、筋出力と関節の安定性が高まります。その事で、身体動作のコントロール能力が高まり、スポーツや日常生活での怪我のリスクを減らす事ができます。特に成長期のアスリートは骨や関節がまだ発達途中のため、適切なS&Cトレーニングを行うことで、骨と関節に無理な反復負荷を避け、安全に身体を成長させることができます。 3. 正　し　い　動　作　の　習　得 思春期までに、正しいフォームや身体の使い方を学ぶことで、将来的なパフォーマンス向上につながります。例えば、スプリント、ウエイトリフティング(スナッチ、クリーン、ジャーク、派生エクササイズ)、スクワットやデッドリフトの正しい動作を習得することで、無駄なエネルギーロスと関節への反復負荷を防ぎ、効率的に力を発揮できるようになります。 4. 競　技　...
Read more

なぜゴールドコーストは世界からスポーツの街として選ばれているのか？

Image
ゴールドコーストをオススメする理由！ 1. スポーツイベントの開催地としての実績 世界的なスポーツ業界でのランキングの上昇と2018年の第21回コモンウェールズゲームズ（英国連邦からなる71ヶ国・地域が参加する、ミニオリンピック的な大会）の様な大規模なスポーツイベントの開催で実証された世界クラスの会場・施設、最先端のスポーツサイエンス等の経験値により、ゴールドコーストは世界的に認められたスポーツをする環境が整った聖地としてその地位を確立しています。 ゴールドコーストのあるオーストラリアは… 2025年 にイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの各代表選手から選抜され、4年に一度結成される, ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ ライオンズのオーストラリア遠征 があります。12年に1度オーストラリアに来るこの年は9試合が組まれています。 2027年 には 男子ラグビーワールドカップ開催 2029年 には 女子ラグビーワールドカップ開催 2032年 にはゴールドコーストの隣街、ブリスベンで 夏季オリンピック・パラリンピック開催 このイベントの時期にはゴールドコーストの施設が利用されアスリートが試合に向けて調整します。 Quicksilver Pro ワールドサーフィンコンテスト、 オーストラリア サーフライフセイビング チャンピオンシップ、 ブルース オン ブロードビーチ ミュージック フェスティバル、 国際的にも称賛されているゴールドコーストマラソンなどが開催されています。 クラブラグビー等のスポーツの試合、サーフィンの様なマリンスポーツなど、1年中季節に合ったスポーツの試合やイベントが開催されています。 2. 恵まれた気候と自然環境 誰もが羨む自然に囲まれた環境…美しいビーチと世界遺産にも登録される亜熱帯雨林。 ゴールドコーストの気候も注目される理由の1つです。1年を通して平均10℃から30℃という過ごしやすい気温は季節に関係なく短期でも長期でもスポーツ・トレーニングに適しています。 オーストラリアの季節は日本と真逆なので、2月～3月の春休みシーズンは、オーストラリアはは夏から秋に変わるシーズン。7月から8月の夏休みシーズンはオーストラリアの冬。 真逆の季節を上手く利用して効率良くトレーニングに集中出来ます。 3. 優れたスポーツ施設とインフラ ゴ...
Read more

ホームステイのメリットとデメリット

Image
 ホームステイのメリットとデメリット メリット 現地の文化や習慣を深く体験できる - 日常生活を通じて、食事やマナー、ライフスタイルを学べる。 (知らない事や知りたい事を積極的に聞きましょう！この食べ物は何が入っているの？おススメのビーチに行きたい！など、) 語学力が向上する - ホストファミリーとの会話を通じて、自然な言葉の使い方を学び、リスニング・スピーキング力が向上する。 (掃除や洗濯などのお手伝いをしたり、一緒に料理をしたり、どんどん会話をしてリアルな英会話に挑戦しましょう！) 現地の人との人脈ができる - ホストファミリーと親しくなれば、帰国後も関係を続けられることがある。 (ホストファミリーの友人や親戚など、こんなつながりが⁉と、いう人に出会えるかも！) 安心感がある - 一人暮らしや寮生活と違い、家族のサポートを受けながら生活できるため、困ったときに頼りやすい。 (一人で挑戦している留学生にとって、家に帰ったら誰かがいる安心感は時にとても心強いです) 費用が比較的安い場合がある - 学生寮やホテルと比べると、食事付きのホームステイは経済的な選択肢になることが多い。 (外食ばかりでは予算オーバーになりかねません。通常ホームステイは家の中でのWi-Fi、２食又は３食の食事が付いてきます。) デメリット 生活習慣の違いによるストレス - 食事やシャワーの時間、家のルールなど、日本と異なる習慣に適応するのが難しい場合がある。 (ホテルでは無く、ホストファミリーのお家に住まわせてもらうことになります。今までの生活習慣とがらりと変わると適応することがストレスに感じることも) 自由度が低い - 門限があったり、食事時間が決まっていたりして、寮やアパート生活と比べて行動が制限されることがある。 (子供がいたり、ホストファミリーの普段の生活に合わせないといけないので、何かしたい時はホストファミリーの方たちとコミュニケーションを取り、調整する必要があります) ホストファミリーとの相性が合わない可能性がある - 価値観やライフスタイルが合わず、気まずい関係になることも。変更を申し出るのが難しい場合もある。 (生活習慣や文化の違いで合わないかも!?と、いう事は少なくありません。非日常の生活をしている環境で適応できない場合、受け入れるのか？新しいホストファミリーを探して...
Read more